事業内容

当社の工場は国内でも有数の高級プリントエ場として、高い評価と信頼を得ています。
その背景として、有能な人材と豊富な感性、時代を見据えた積極的な設備投資、徹底管理された生産体制など、地道な努力の積み重ねがあるのです。

ダイニチグループの生産工程

1.前工程 2.染色 3.後工程 4.検査

1.前工程

生機

織り上げたままの織物。
プリントする前の生地です。

生機

連続精錬漂白

生地の不純物や汚れを取り除き白くして染色しやすくします。

生機

シルケット加工
(マーセリゼーション)

生地に絹のような光沢を出し防縮性・染色性を良くします。

生機

高速テンター
(巾出し)

生地を引っ張りながら均一に伸ばし製品規格に合わせます。

生機

2.染色

捺染(なっせん)

染色(プリント)のこと。様々なタイプの版を使って生地に染料を押し付け、色や模様をプリントします。

インクジェット捺染

カラーインクジェットプリンターにて染色する方法。高精細で鮮明な表現が可能。小ロット生産も可能です。

インクジェット捺染
フラットスクリーン捺染

平らな型を用いて染色する方法。色の数に応じて複数枚の型を上げ下げしながら染色します。

フラットスクリーン捺染
ロータリースクリーン捺染

型が回転する円筒形になっており、型の内部に染料を流し込みロッドで押し付けて染色する方法です。

ロータリースクリーン捺染
ローラー捺染

表面に模様を彫刻した銅製のローラーに染料をつけて、回転しながら染色する方法。生産スピードが速いプリント方法。連続柄。

ローラー捺染

無地染め

白生地に柄なしの単色に染め上げること。

連続染色

生地を染料に潜らせローラーで絞り乾燥させる方法。生産スピードが速い事が特徴です。

連続染色
高圧液流染色

高温高圧で水流により生地を循環させて染色する方法。合成繊維等を染めることが多く、繊細な繊維でも水流によりダメージを与えずに加工が可能です。

高圧液流染色
常圧液流染色

常圧下での水流により生地を循環させて染色する方法。布にかかる張力をできる限りなくし、シワ等を最小限に抑えることができます。

常圧液流染色

3.後工程

柔軟仕上げ
(風合い加工)

柔軟剤を用い、柔らかな風合いを生地に与える加工方法。その他様々な付加価値を与える加工を行います。

柔軟仕上げ(風合い加工)

高速テンター
(巾出し)

生地を引っ張りながら均一に伸ばし製品規格に合わせます。

高速テンター(巾出し)

目詰め加工

ローラーで熱と圧力を掛けて生地の目を詰め、通気性を確保しつつ羽毛の吹出しを防ぐ加工です。

目詰め加工

4.検査

検反

出荷前の製品検査。染不良や汚れ、キズ、しわ等の有無を検査します。

検反

梱包

検反が終わった製品を梱包します。

梱包

出荷

出荷